小学生クラスは、このコロナ禍でも多数参加して頂いております。
特にこの数か月で多くの小学生が参加されるようになりました。
ここで改めて指導方針をご案内させて頂きます。
小学生クラスには、
運動が得意な子も苦手な子もおります。
いつも元気いっぱいな子も恥ずかしがり屋の子もおります。
正直、『できる』、『できない』だけで褒めたり、叱ったりはしません。
むしろ、本当はできることをしっかりとやらない子には、しっかりと指導しますし、
できなくても、一生懸命やろうとしている子は褒めます。
『俺ばっかり怒られる!あの子の方ができてないのに、俺ばっかり怒られる!』と
お子さんからその一部分だけをお聞きになれば、『どういうことだ!』となる
親御さんもいらっしゃるかもしれません。
ある一面だけを切り取られると
できるのに叱られる子がいたり、できないのに褒められる子がいることが
差別をしているように捉えられることがあるかもしれませんが、
真意はそこではありませんので、是非ご理解下さい。
一生懸命に取り組む姿勢を重要視しております。
また、『自分だけ』という考え方もグラントではご法度です。
高学年の子は、低学年の子のお世話もする。
低学年の子は、高学年の子にお礼を言う。
ボクシングは個であるのだから、周りのことなんてどうでもいい、
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
ボクシングという競技は一人ではリングには上がれないのです。
いつも誰かに支えられて初めてリングに上がれるのです。
それは、ボクシングから離れても同じだと考えております。
お互いに支え合い、礼をつくす。
小学生がグラントという小さな社会で『人』として
育ってくれればうれしい限りです。