暑さ対策とランニング

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ボクサーにとってランニングは不可欠です。
走り方にも色々ありますが、
この暑さと付き合いながら、
いかに走るかも大事な要素です。

この暑さでも、どう有意義に走るか。
試合直結のスタミナを最低限つけるなら、
アマチュアなら2分全力疾走。
2分で最低500メートル。
2分間でどれだけの距離を走れるか。
それを1分インターバルで3本。

プロだったら、
3分全力疾走。
最低800メートル。
3分間でどれだけの距離を走れるか。
それを1分インターバルで3本。
これは最低限。
プロなら、自分の戦うラウンド分は走りたい。
ただ、日によってメニューは変える必要もある。

さて、ここからが重要。
距離を走りたい、でもこの暑さ。
むやみやたらに走ると暑さにカラダが簡単に負けます。
しっかりと飲み物は用意。
プラス自販機の場所と小銭を用意。
上記は最低限。
さて、今まで10キロ、15キロ走っていたコース。
片道5キロ、片道7.5キロだと
暑さにやられても最悪5キロ、7.5キロはどうしたって
歩いて帰ってこなければいけない。
この不安だけでカラダはおかしくなる。
なので、35度越え、場所によっては40度越えの気温では、
距離を走るにしても、
片道1キロ、2キロを周回するようにすべき。
これだと具合が悪くなっても、
歩かなければいけないのは、1キロもしくは2キロ。
この安心感は全然違う。
同じところを周回するのはつまらないというのもあるのだけれど、
問題が起きたときには、
これが確実にあなたの命を救うことになる。
あなたのランニングコース上のどこに自販機があるか、
それも熟知しておくべき。
飲み物も早めにこまめにとる。
手や足がしびれてきたら、
ランニングをやめて、スポーツドリンクを飲む、
脇を冷やす、などしながら、帰路につきましょう。
帰ったら、水シャワーでカラダを冷やすと
私なら、ほぼ回復しますが、
だれにでも、効果があるわけではないので、
ムリはしないように。

でも、往生際の悪さも試合では大事。
ここのさじ加減を知ることが勝つための
方程式確立繋がります。

走ってない人には、
やっぱり負けませんから。