テレビだろうが、試合会場であろうが、
どちらかの選手を応援している場合は別ですが、
ボクシングを観ている人のほとんどが
どっちが勝ってもいいと思っている。
どっちが勝つというよりも
選手の頑張っている姿、
必至に勝とうという姿、
諦めずに戦う姿が観たい。
だから、どんなに劣勢でも諦めずに
戦う姿に心打たれる。
惜しかった。
あと一歩の選手の姿。
そして、今はどうにも手が届かなかった力の差。
技術を特にディフェンス技術を高めたら、
次は何か違うものを魅せてくれるかもしれない。
どちらの試合も
ボクシングの魅力を十二分に伝えてくれた試合でした。
勝者ではなく、敗者にこそ賛辞を。
ボクシングはひとりでは成り立たない。
いい試合だった。